資料のやり取り、カッティング等の移動などで車両を使用する場合があります。その際には安全運転は当然のこと、日々の整備も欠かせません。常に事故なく運転できる様に努める必要があります。1、2年に一度の法定点検のほか、定期的なオイル交換、給油や洗車を行いましょう。
車両には原則2年、または1年に一度法定点検(車検)を受ける必要があります。この点検は所有者(この場合にはスタジオ)が行う必要がありますが、小さなスタジオの場合には制作進行が行う必要がある場合があります。適切な場所(ディーラー、または専門の車検場)に持ち込み、点検を受ける様にしましょう。
交換部品等が出ると思いますので、事前に上長の許可をとっておき、社用のクレジットカードなどで支払いをしましょう。自身で支払いを代行する場合は、請求書や領収書をもらい、出金伝票などを切って立て替え費用を回収しましょう。
日々の整備には洗車や給油が欠かせません。洗車機の使い方を理解し定期的に清潔にするほか、できるだけ常にガソリンが満タンである様に心がけましょう。ガソリンは満タンであり続ける方が車両に負担がかかりません。
洗車をした場合には、必ず拭き上げをして、水気を完全に取り除きます。洗車しっぱなしだと水垢が残り帰って汚く、またフロントガラスは見づらくなります。
軽自動車の油種は軽油ではありません。ほとんどの場合ガソリン車ですが、不安な場合はオイルキャップのところを見ましょう。赤色の場合はガソリン車です。また、給油口の位置は運転席のメーターパネルにあるガソリンマークを見ましょう。矢印(◁か▷)の向きの側に給油口があります。
オイルは大体3000kmか半年ごとに交換する必要があります。毎日乗るものではないことが多いですが、定期的にボンネットを開けてオイルを確認しましょう。車検毎にオイル交換では遅すぎます。また、タイヤ、ワイパーやエアコンフィルターなども定期的に確認を行い、必要に応じ上長の許可を取って交換します。無断で交換して請求書を回しても怒られるだけです。まあ、わたしはやりましたが(オイルが5mmとかしか残ってなくてやる以外の選択肢がなかったので)
日々の整備にはお金がかかりますが、なるべく事前に相談と報告を行い整備をしやすい状況を作っておきましょう。整備不良で事故ったらあなたの責任になります。保険は降りても社会的責任からは逃れられません。